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​指月山でオイルきんたろう丼 平成31年4月

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萩です。

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明倫館です。

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異人館です。

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夏みかんです。

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萩城址に来ました。

​今回はあれに見える指月山を登ります。

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まずは城内に鎮座する志都岐山神社に参拝します。

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説明文によると、祭神を毛利元就、隆元、輝元、敬親、元徳の5柱とし、初代から12代まで萩藩主を配祀したとの事です。

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天守台跡から指月山を見ます。

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さあ、頑張って登りましょう。

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仰徳神社の由来を記した重建太祖神廟記の石碑を読もうとして読めなくて諦めて先へ進みます。

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登頂した人をがっかりさせないよう、予め「展望台なし」と断り書きをしてあるのがとても親切です。

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途中の眺望は殆どありませんが、危険箇所もありません。

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よく整備されています。

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何となく哀れを誘う椿の落花。

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邪魔立てするものは斬られてしまったようです。

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トンビの鳴き声がひときわ大きく聞こえて来ると、そこはもう山頂です。

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一段登ると二の丸跡。

​さらにもう一段登って本丸跡。

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標高143mの指月山山頂、二の丸跡から本丸跡を見ます。

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案内板の隣の窪みは用水槽の跡です。

今はたいぶ浅くなっていますが、かつては深々と掘られ満々と水を湛えていたのでしょう。

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大きな石に刻まれた鑿の跡。

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こちらにも。

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岩の表面の鑿痕が描く文様に何だか呪術的な不思議を感じてしまう眺めです。

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木々の間から透かし見る程度の眺望しかない山頂ですが、南南東を望むと近くに萩高、萩西中、遠くにはくの字に曲がる橋本川、萩市民病院、さらには萩往還の通る椿地区まで見ることが出来ます。

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ここで一服。

保冷バッグの中で9割方解凍の状態となった萩夏みかんシャーベットでクールにリフレッシュです。

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詰丸跡の散策を楽しんで下山します。

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菊ヶ浜に移動しました。

​指月山を眺めながらお昼ご飯にしましょう。

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登山グルメ漫画のジャンルにおいて夢枕獏、谷口ジロー両氏の「神々の山嶺」と双璧を成す信濃川日出雄氏の人気コミック「山と食欲と私」に、「オイルサーディン丼」というメニューが登場します。

ご飯の上にちぎったレタスとオイルサーディンを乗せ醤油をかけた、簡単だけどとても美味しいとネット上でも好評を博している山飯です。

私もかねがね大いに興味があったので今回菊ヶ浜で作ってみることとしましたが、折角なのでオイルサーディンではなく萩の地魚「きんたろう」のオイル漬けを使って萩風にアレンジしてみようと思います。

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メスティンでご飯を炊きます。

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ご飯を炊くその上できんたろうのオイル漬けを温めます。

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待つことしばし・・・。

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炊けました。

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オリジナルのレシピではレタスを使っていましたが、ここではより萩らしさを高めるため、「ちしゃ」を用います。

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ちしゃは東田町商店街の「とれたて市場たまち」で購入しました。

​サニーレタスよりこぢんまりしています。

68​円!

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ちぎったちしゃをご飯の上に敷いたらきんたろうを乗せます。

​骨までホロホロで崩れやすいです。

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最後に醤油をかけ回して、オイルサーディン丼の萩バージョン、「オイルきんたろう丼」の出来上がりです!

お行儀が悪いのですが、箸でかき混ぜて渾然一体となったものを口に運ぶと、ああ、日本に生まれてよかったと笑みがこぼれる美味しさです。

ご飯、魚、醤油の組み合わせは正に至高ですね。

ちしゃの歯ざわりも爽やかで申し分ありません。

指月山を見ながら食べる「オイルきんたろう丼」の味は格別でした。

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きんたろう丼に使わなかった「ちしゃ」はすりゴマを加えた酢味噌で和えましょう。

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萩の郷土料理、「ちしゃなます」の出来上がりです。

​指月山を前に、防長の歴史に思いをはせながら頂く「ちしゃなます」の味は最高です。

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萩沖の島々や遠岳山を眺めながら紅茶を飲んで、平成最後の山登りは砂浜でのんびりくつろぎながらの幕となりました。

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